水管理システム

 待矢場両堰土地改良区中央管理事務所内に設置された水管理システムは国営渡良瀬川中央農地防災事業(平成12年~平成22年)により導入されました。

【事業概要】 ※画像をクリックすると拡大表示できます。


【水管理システムの導入】
 国営渡良瀬川中央農地防災事業では、農地防災機能を回復するため、邑楽東部第1排水機場の改修、長堀六千石遊水池など10箇所の遊水池の新設、及び既設水路の改修などを実施しました。 洪水時、本事業で造成された主要施設は、既存の農業水利施設と一体となり、効果的な排水が行われることで湛水被害の軽減が可能となります。 このため、本事業では、広範囲にわたる複数の農業水利施設の管理者と連携しながらの排水管理体制を確立するとともに刻々と変わる排水関連情報を収集し、地区内に散在する主要施設を一体的に運用管理する水管理システムを導入し、平成23年度より運用を開始しています。 この水管理システムの導入によって、排水管理の合理化、溢水被害の防止・軽減、緊急時における迅速な対応及び管理経費の節減などの効果が期待できます。

【中央監視所の設置】
 水管理施設の情報がリアルタイムで集中監視できる中央監視所が待矢場両堰土地改良区中央管理事務所内に設置されました。 ここでは、農業用用排水路や遊水池に設置された水位計や雨量計のデータの集中管理を行い、本地域を溢水、湛水の被害から未然に防止・軽減する役割を担っています。


【水管理システム構成図】 ※画像をクリックすると拡大表示できます。


【水管理システム機能】
地区全体を監視
 地区内に設置された雨量計により(10分雨量及び累計雨量が表示)降雨の監視ができ、また水管理システム対象施設の(水位異常・機器異常)の監視もできます。


各施設を監視
 水管理システムの対象施設を監視(水位・水量・水門開度など)できます。また、設定された警報水位に達した場合には水位が赤数字で表示され、機器異常が生じた場合には施設のマークが赤表示されます。こうした状況を監視しつつ、排水操作を行います。(施設の遠隔操作)


施設操作画面
 施設監視画面より操作する施設を選択すると、操作画面に移ります。施設には操作可能な水門が複数ある場合もあるので、操作したい水門を選択し、開度指定による操作や手動による操作で水門の開閉を行います。


操作記録画面
 施設操作データは記録されており、水位・水量・開度などと合わせ確認することが可能です。これにより、操作後の水位変化や変化にいたるまでの時間が確認できます。また、操作した施設に関連する他の施設への影響(水位変化など)・影響するまでの時間なども確認することもできます。


カメラ監視画面
 太田頭首工及び太田沈砂池には監視カメラが設置されており、渡良瀬川の状況、太田頭首工取水口の状況、太田沈砂池除塵機の状況などがリアルタイムに監視できます。またカメラの向き及び拡大・縮小の操作も可能ですので周囲の状況も確認することができます。




【水管理システム管理体制】